メゾンベール成城

ですが、ひと口に備長炭といっても、もちろんその品質にはバラつきがありました。

そんななか、本場和歌山ではいまも昔ながらの伝統的な手法で製造し、ブランド木炭としての品質維持に努める製造元も健在です。

丹念に作られた備長炭は、木炭でありながらその切り口はハガネのように輝き、備長炭同士がぶつかり合うと「キン」という金属のような音がでます。

まさに和歌山が生み出した芸術品ともいえる実用品なのです。

『なぜ、伊勢でとれなくても「伊勢海老」なのか?』

鎌倉を訪れると、レストランなどで「鎌倉海老」というエビを出す店があります。

あまり聞きなれない名前のエビですが、見た目や味は伊勢海老にそっくりです。

いったいどこが伊勢海老と違うのかよく分からないくらいです。

それもそのはずで、じつは鎌倉海老と伊勢海老とはまったく同じ種類のエビなのです。

それが鎌倉で鎌倉海老と呼ばれているのは昔の名残なのです。

かつて鎌倉沖では伊勢海老がよく獲れ、江戸時代の関東近辺では獲れた伊勢海老のことを鎌倉海老と呼んでいたのです。

同様に三重県の志摩半島に行くと「志摩海老」呼ばれるエビにお目にかかれることができますが、この志摩海老も伊勢海老とまったく同じ種類のエビです。

かつては、志摩で獲れるエビは志摩海老と呼ばれていたのですが、それが江戸時代に伊勢を経て江戸や京などに運ばれたことから「伊勢海老」と呼ばれるようになっていったのです。

もともと伊勢海老という呼び名は伊勢地方から来たエビを指していて、この呼び名は室町時代からあったといいます。

伊勢には、有名な伊勢神宮があります。

昔の人にとってお伊勢参りは一生に一度行けるかどうかの念願でもあったわけで、江戸や京で伊勢海老と呼ばれるようになったのは、伊勢という地名がついたほうがご利益のあるエビのように聞こえ、商売になると考えられたからのようです。
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