江東区の中古マンションの件で分かったこと、人の数だけ縁深まる

仕事柄車に乗ることが多いことから
それ以外では通勤も含めなるべく
車に乗りたくない私は各所にある現場へ
出来る限り電車と徒歩で通います。
そんないつもの毎日の小さなお話しです。

なぜか今日も残業という展開に
辟易しつつも、押し迫る仕事の波を
一から二からと地道にこなし
ヘトンヘトに疲れて最近買った江東区の中古マンションの自宅に帰る。
プライバシーの保護という観点から
鉄道会社の名前は明かせませんが、
西宮北口で(いきなりの暴露w)快速電車を
待ってました。(特急?急行?忘れた)
要は普通列車のような各駅停車じゃなく
主要駅だけをつないでいく電車です。

列車を待つ人ごみの中、私の直前の乗客は
小学校4~5年生ぐらいのガキ(♂)でした。
はっきり言ってガキは苦手です。
やたら元気で行動が無規則的で予測不可能なくせに
体は華奢で何かあったら壊れそう。
身長で言えば私の顎ぐらいに頭頂が来てたから
150cmぐらいでしょうか。
心配というのと相まってとにかく関わりたくない。
が、混雑した列車の中じゃそんなことも言ってられず
最後に乗車した私のすぐ前にガキが居ました。

ところがこいつ中々お利口さんでして、
背負ってた鞄を下ろして乗ってたんです。
成人でも平気で肩から提げた鞄の角を
人に押し当てておいて知らぬ顔の輩が多いこのご時勢。
ちょっと感心すると共に
「わしが守ったる」という珍しい気持ちが沸きました。

車内で押し捲られてもみくちゃにされるのを回避するよう
私の腹側に立ってるその子と私との間に隙間を設け、
ちょっとでも楽になればと、
巣立つ前の雛を見守るカッコーの様に、
波に翻弄されながらも乳が飲みやすいように
腹を向けてやるジュゴンの母の様に・・・

ところが列車が発車して間もなく
私の顎の下にその子の頭が近づいた瞬間悲劇が起きました。

「こいつの頭ニラ臭せーーー」

このクソガキの家庭臭なのでしょうか?とにかく臭い。
列車が発車して数秒後にジュゴンママから
情け無用の肉食獣の気分になってました。

ムッシュムラムラな気分で過ごした数分後
列車は夙川駅に止まりました。
するとその子を含め大勢の乗客が姿を消しました。

人の縁というものは思うに任せぬ
思うて起きた縁(えにし)に縁は無く
縁(えにし)の向こうに縁がある。

人の世というのは相対した人の年輪で測れるものではなく
人の数だけその縁は深く繋がり紡がれていくもの。

今宵私は人を知り、人知らぬ我が身を思い知りました。
あなどるなかれ虐するなかれ、
人の数だけ縁(えにし)深まる

 そんな何気ない今日の一日でした。

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