広尾ガーデンヒルズ M棟

あらすじ

行商人ロレンスはある夜、美しい少女の姿をした豊作の神、賢狼ホロと出会う。

故郷へ連れて行って欲しいというホロと、ロレンスとの旅が始まった。

あらすじとしてはこんなものでしょうか。実にシンプルですが。

この物語の大きなポイントが、ファンタジックな世界でありながら現実的な商業を題材として描いていることでしょう。

そういった点で非常にセンスが優れています。

そして本作のヒロインであり、顔でもあるホロでしょう。

自分を「わっち」と呼び、主人公を手玉に取る老獪さ、少女のようなあどけなさを同居させた、実に魅力的なヒロインです。

ホロとロレンスとの軽妙な掛け合いがまたこの作品を楽しくさせてくれます。

ただ、私はアニメから入ったクチですが正直に言いますと、まだこの第一巻の段階ではまだ素人くささというか、詰めの甘さが感じられました。

序盤での伏線の張り方や、描写が行き届いてなかったり、後半の展開の緩急の付け方にも粗を感じました(アニメのほうはこれらの点を多少補っているように感じます)。

というわけで、

評価☆☆☆

この作品の真価は次の巻からです。広尾ガーデンヒルズ M棟

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